「気づいたら、いつも口が開いている気がする…」
「テレビを見ている時も、お口がぽかんと開いている」
「口呼吸になっている気がする」
こんなご相談をいただくことがあります。
最近では「お口ぽかん」や「口腔機能発達不全症」ということばを耳にする機会も増えてきました。
実は、お口ぽかんは単純に「口を閉じる力が弱いから」というだけではありません。
私は、お口ぽかんは”原因”ではなく、“結果”として現れていることも多いと感じています。
例えば、
・鼻づまりがある
・姿勢が崩れている
・舌の位置が低い(低位舌)
・お口周りの筋肉がうまく使えていない
・飲み込み方に特徴がある
・身体の使い方に課題がある
など、さまざまな要因が関係していることがあります。
そのため、「口を閉じなさい」と声をかけるだけでは、なかなか改善しないことも少なくありません。
私は子どもたちを見る時、お口だけではなく、
・姿勢はどうか
・呼吸はどうか
・舌はどこにあるか
・食べ方や飲み込み方はどうか
・身体の動かし方はどうか
というところも一緒に見ています。
なぜなら、お口は身体の一部だからです。
身体の土台が整うことで、お口の使い方も変わってくることがあります。
また、お口ぽかんは発音にも関係することがあります。
発音をする時には、唇や舌、お口の中の空間を上手に使う必要があります。
そのため、お口の発達や使い方は、ことばの発達とも深く関わっています。
ただし、お口ぽかんがあるからといって、必ず何か問題があるというわけではありません。
大切なのは、
「なぜお口が開いているのだろう?」
という視点で、お子さんを見ていくことだと思っています。
私は、目の前に見えている症状だけを見るのではなく、その背景にある原因や土台の部分を大切にしながら支援を行っています。
お子さんのお口ぽかんが気になる方は、お気軽にご相談ください。
一緒に、お子さんに合った方法を考えていけたら嬉しいです♪