「うちの子、YouTubeばっかりなんです。やっぱり良くないですか?」
「ことばが遅いのはYouTubeのせいですか?」
こんなご相談をいただくことがあります。
まずお伝えしたいのは、ことばが遅れる原因をYouTubeだけにすることはできない、ということです。
ことばは、
・ことばの理解力や表現力
・コミュニケーションへの意欲
・身体の発達
・心身の健康状態
など、さまざまな力が土台となって育っていきます。
一方で、YouTubeとの付き合い方については気をつけたい点もあります。
例えば、
・人との会話の時間が減ること
・目を動かす機会が少なくなること
・姿勢が崩れやすいこと
・やめるタイミングが難しくなり、依存につながること
などです。
ただ、YouTubeには良い面もあります。
・語彙が増える
・ことばや動きを真似する
・興味関心が広がる
・保護者の方のゆとりにつながる
など、上手に活用することでプラスになることもあります。
私が保護者の方にお伝えしているのは、
① 時間を決めて見ること
(エンドレスで見続けない)
② 見た内容を誰かに伝えること
(言語化やコミュニケーションの練習になります)
③ 姿勢に気をつけること
(タブレットを机に置いて見る。できればテレビなど大きな画面で見る)
という3つです。
私は、YouTubeを完全にやめる必要はないと思っています。
大人も動画を見ますし、スマホも使います。
子どもは大人の姿を見ながら育ちます。
だからこそ、「見ること」そのものを悪者にするのではなく、どう付き合うかを考えることが大切なのではないでしょうか。
ただ、ことばは人とのやり取りの中で育つものです。
YouTubeを見る時間と、人と関わる時間のバランスを取りながら、お子さんに合った使い方を見つけていけるといいですね。